教区レポート
儀式研修会レポート(研修講座部)
姫路会場(2009年4月10日)
今年度、研修部では2回の儀式研修会を予定いたしました。その第1回目は4月10日に教区同朋会館で行われました。出席者は31名で、講師は本廟部堂衆の鈴木友好氏をお迎えいたしました。
研修内容は2011年の春、御遠忌法要に勤行されます同朋唱和のお勤めで、先生の丁寧なご指導のもとで行われました。14時から17時までの講習時間でしたが、参加者は熱心に学習されまして、荘厳な雰囲気の会となりました。
お勤めは、この度、新しく作成されました勤行集(逮夜、晨朝、日中で構成されている)を用いて、正信偈真四句目下、念仏讃淘五の指導を受けました。特に○…調声人が発声するところ、●…?を打つところ、○…息を継ぎ、声を切るところ、△…声を切るところ、また改めて、節譜をふり直したところの留意点についても分かりやすく教えていただきました。
御遠忌法要をまもなくお迎えすることとなり、教区が団体参拝する日程も決まったようです。今後、この事に向けて勤行練習も展開されると思われますが、教区のスローガンに掲げられましたように、各組また各寺院において住職、寺族、門徒の皆さんと共に自覚を深めて歩みたいものです。そして宗祖が多くの“ことば“として残され、呼びかけつづけられた御同朋の歩みを今、新たに私たち一人一人が確かめ、そのご縁に遇わせていただきたいものです。
この度、研修会に参加させていただき、伝承されている正しい声明作法と、皆で声を合わせて、勤行させていただく大切さを改めて学びました。そしてこの同朋唱和をとおして、宗祖が伝えとどけて下さった教えに遇い、大法要に参拝させていただく、自身の自覚を高めさせていただいた会となりました。
広島会場(2009年6月23日)
2009年6月23日、広島別院にて儀式研修会として声明(読経)講習が開催されました。御講師は本山本廟部堂衆の菅生考純師に務めて頂きました。参加者は20名弱でした。
声明講習といえば普通、節符(楽譜)の微妙なニュアンスの指導なのですが、今回は発声についてしっかり御指導頂きました。
“のどを開く”ことで声の高さ・太さ・大きさの調整が出来て、それによって読経も楽になるとのことでしたが、読経の上手い下手は読み方ウンヌンの前に声の質が大切だなぁと、菅生先生のお手本を聞きながら改めて感じました。声質によって聞き手が受ける読経自体の印象が全く違うものになるのです。
でも、“のどを開く”ことに意識を向けながら読経するのは、かなり訓練が必要です。今までは伝統通り正しく読むことに気を配っていましたが、今後は自分が気持ちよく読む、そして気持ちよく聞いて頂くことにも心掛けたいと思います。


